今回は会社員が、働いていた会社を退職した後の実際の手順についてご紹介いたします。
退職後の手順
①職場を退職したら
②退職後の手続き
・医療保険
・公的年金
・税金
退職後の手続き
医療保険
会社員時代:健康保険
退職後:国民健康保険
国民健康保険に加入する場合は退職後14日以内に住所地の市役所で手続きを行います。職場(会社)から退職時に被保険者資格喪失などの証明書をもらうことを忘れないようにしましょう
国民健康保険は、一般的に会社に所属していない方が入る保険で、保険料は自分で全額支払います。
【手続きに必要なモノ】
- 健康保険資格喪失証明書または退職証明書
- 加入用の書類(自治体の窓口で入手)
- 身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
- マイナンバーカードもしくは通知カード
- 印鑑
公的年金
会社員時代:国民年金の第二号保険者、厚生年金
退職後:国民年金の第一号保険者
退職後14日以内に年金手帳を持参し、住所地の市役所で手続きを行いましょう。配偶者を扶養に入れていた場合は、その配偶者の年金手帳なども必要です。
【手続きに必要なモノ】
- 年金手帳、または基礎年金番号通知書
- 退職日が証明できるもの(離職票、健康保険資格喪失証明書、退職証明書など)
- マイナンバーカード(なければ、運転免許証などの身分を証明できるもの)
- 印鑑
- 通帳や、クレジットカード(口座振替やクレジットカード払いを希望する場合)
税金(年末にする)
会社を辞めたあと、人によっては確定申告や住民税の支払いをする必要があります。
会社員時代:住民税など会社が勝手に計算し源泉から勝手にひかれていた
退職後:確定申告し、過払い金を受給する
住民税は、退職月によっては自分で納税する必要があります。自分で納税する場合は、自宅に郵送される納付書の内容に従って支払いましょう。
まとめ
つまり、退職したら市役所に健康保険資格喪失証明書(退職証明書など)、運転免許証、マイナンバーカード、年金手帳、印鑑、クレジットカードを持っていき医療保険と年金の手続きの仕方を確認すれば良いのです。
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